概要

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直線上に配置

エアーハイドロ・コンバータは空圧を油圧に変換する(増圧比1:1)装置であり、空圧回路の
補器として回路の一部に組み込み、シリンダに配管して変換された油圧を制御することで、
油圧と同様の運動をさせ、低速時のノッキングや加速度による速度変化を除去して、複雑な
制御を可能にし、各種の論理回路を組み合わせることで高級システムを構成できる、簡単で
安価で、便利な装置です。

最近の設計要求は、日々、複雑、高性能化する一方、コストダウン、設計時間の短縮が
求められます。そこで空圧、油圧の制御における空気の圧縮性による非安定性や油圧装置
の価格、スペース、は設計者の悩むところです。

特徴

@ コンバータは機種が豊富です。
      TBシリーズは自由に回路を構成出来ます。
      Vシリーズはバルブ組込み型で四種類の回路がプリセット。
A 高精度安定速度のフローコントロール弁 Fシリーズ
B 大容量、高速応答性能の2方向弁 Mシリーズ
C 回路内のエアーを抜くには 透明エアー抜き弁 KCシリーズ
D 作動用油、ラインフイルター、リーク補正弁、バルブユニット 

日本タックは低油圧回路に必要な機器がすべて有ります

特殊コンバータ受注生産いたします

@ 特大容量コンバータ 第2種圧力容器検定タンク
A 液面フロートスイッチ内蔵タンク
B メッキ処理したタンク
C 水圧制御コンバータ
D 不燃性作動油用コンバータ

空圧回路で空油変換器(エアーハイドロ コンバータ)を使えば
シリンダの動作が変わります。

@ 低速送りが出来る    毎分20mm以下の送りも可能
A 加速度を除いた等速送りが出来る
B 正確な中間停止、多点停止が高精度で出来る
C 送り速度を途中で変速できる  早送りから切削送り等
D 途中で停止したり速度を変速したり色々出来る
E 2本のシリンダを同調できる

空油変換の基本的な機器の構成

下図は複動シリンダの前進と後退の速度制御回路です。
油圧制御部分(エアーハイドロ コンバータからシリンダまでの配管部分)に絞り弁や2方向弁等
バルブを組込みメーターアウト回路を構成します。
新規設計の他、既設の回路、試作組立後の回路にも簡単に設置できます

直線上に配置

日本タックのコンバータは細部まで低油圧制御専用設計です

@I・T関連製造装置、半導体製造装置、クリーンルームから一般工場、製鉄所、まで
  環境を選ばぬタフで繊細な作りです
A油漏れ対策万全! 部品は全て素材からの削り出し加工です、ダイキャストを使わないので
  加圧による金属組織から油のにじみ出しがありません。又、エキゾースト、呼吸穴、は全て
  配管処理が出来、大気と完全に遮断します。
B組込み機器は低油圧専用設計のため、圧損が少なくキャビテーションやエアー溜りが無く
  流路が太く、接続口径の最大流量が流せます。